≪グリーンシート市場≫
グリーンシート市場は、未公開企業の株式を売買する場として、日本証券業協会が1997(平成9)年7月に開設した証券市場です。
グリーンシート市場は、未公開企業が資金調達を行う場であると同時に、投資家が将来性のある企業に投資を行う場でもあります。しかし、証券取引所やジャスダック市場での取引とは異なり、流通性が低い、価格の変動が大きい、企業の公開情報を迅速に入手しにくい、不測の損害を受ける危険性が高い、などのリスクが非常に高いことが特徴です。
グリーンシート市場では、店頭取扱有価証券のうち、日本証券業協会への届出や、気配(市場で売買してもよい価格)の公表を行っている銘柄をグリーンシート銘柄として取り扱っています。
※日本証券業協会では、店頭有価証券(証券取引所に上場されていない銘柄)のうち、店頭売買有価証券(店頭市場に登録している銘柄)ではない銘柄で、有価証券報告書を継続的に提出するなどの条件を満たしているものを店頭取扱有価証券と定めています。
グリーンシート市場では、取引情報をグリーンの用紙に記載しています。ちなみに、米国では、取引情報をピンクの用紙に記載していたことから、未上場株式・銘柄のことを「ピンクシート」と呼んでいます。
若干の景気回復からか未公開株であるグリーンシート市場もいつのいまにか85銘柄になっています。
福岡市場では、平成12年に福岡を中心に活動する企業に上場の基準を下げた、新市場であるQ-BOARDも解説されていますが、一時期のバブルのような動きはないものの公開市場が少しづつ活況を示しているように感じます。これからの資金調達において間接から直接へと動きが変わってくるのかもしれません。

